【ワンピカード】禁止・制限カードとその理由とは?2025年版の最新情報まとめ

ワンピースカードゲームでは、特定のカードがゲームバランスや環境に多大な影響を与えるため、禁止・制限が設けられている。ここではワンピカードの禁止・制限カードとその理由を解説しています。
禁止・制限カードとは
ワンピースカードゲームにおける禁止・制限カードとは、公式・公認大会において使用が制限されたカードのことである。これらのカードは、ゲームバランスや対戦環境に与える影響が大きすぎると判断された場合に、以下のいずれかの措置が取られる。
禁止カード
禁止カードは、公式・公認大会での使用が一切認められないカードである。特定のカードがあまりにも強力であったり、ゲームの駆け引きを無視した一方的な戦略を助長する場合、禁止措置が取られる。
制限カード
制限カードは、デッキに投入できる枚数が制限されるカードである。例えば、通常は同じカードを4枚までデッキに入れることが可能だが、制限カードに指定されると、1枚しか投入できなくなる。
禁止カード一覧
現時点で公表されている禁止カードはこちら。
雷迎(EB01-059)

雷迎
【メイン】相手のキャラ1枚までを、KOする。その後、自分のライフが1枚になるようにライフの上からトラッシュに置く。
【トリガー】お互いのライフの合計枚数以下のコストを持つ相手のキャラ1枚までを、KOする。
2025年4月1日から施行される禁止カード。
氷河時代(OP02-117)

氷河時代
【メイン】相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-5。
【トリガー】相手のコスト3以下のキャラ1枚までを、KOする。
2025年4月1日から施行される禁止カード。
ジンベエ(OP07-045)

ジンベエ
【登場時】自分の手札から「ジンベエ」以外のコスト4以下の特徴《王下七武海》を持つキャラカード1枚までを、登場させる。
2025年4月1日から施行される禁止カード。
ゲッコー・モリア(OP06-086)

ゲッコー・モリア
【登場時】自分のトラッシュのコスト4以下のキャラカード1枚までとコスト2以下のキャラカード1枚までを選び、1枚を登場させ、残りをレストで登場させる。
2025年4月1日から施行される禁止カード。
エニエス・ロビー(OP03-098)

エニエス・ロビー
【起動メイン】このステージをレストにできる:自分のリーダーが『CP』を含む特徴を持つ場合、相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-2。
【トリガー】このカードを登場させる。
2024年9月1日から施行される禁止カード。序盤に登場させることで、ゲーム終了まで相手キャラのコストを下げ続ける影響力の強さが問題視された。特に、ステージカードであるため除去手段が限られ、対策が困難であったことが大きな要因である。攻防の駆け引きや戦略的なやり取りを著しく損ない、環境の多様性を阻害する存在となったため、禁止に至った。
トラファルガー・ロー(ST10-001)

トラファルガー・ロー
【起動メイン】【ターン1回】ドン!!-3(自分の場のドン!!を指定の数ドン!!デッキに戻すことができる):相手のパワー3000以下のキャラ1枚までを、持ち主のデッキの下に置き、自分の手札からコスト4以下のキャラカード1枚までを、登場させる。
2024年9月1日から施行される禁止カード。相手のトラッシュ活用やKO時の効果を無視してキャラをデッキ下に送る効果を持ち、対処が非常に困難であった。また、手札から直接キャラを登場させる効果も備えており、自身と相手のキャラ数に大きな差を生む要因となった。カードプールの拡充に伴い、他のリーダーと比較して圧倒的な優位性を誇るに至り、ゲームの決着が早まりすぎるという問題を引き起こした。結果として、勝率および使用率が極端に高まり、禁止に至った。
排撃(OP06-116)

排撃
【メイン】以下から1つを選ぶ。
・相手のコスト5以下のキャラ1枚までを、KOする。
・相手のライフが1枚の場合、相手に1ダメージを与える。その後、自分のライフの上から1枚を手札に加える。
【トリガー】カード1枚を引く。
2024年4月1日から施行される禁止カード。「相手に1ダメージを与える」効果が極めて強力であり、ゲームの決定力を大幅に高めたことが問題視された。特に、低コストでダメージを与える手段が増えることで、攻防の駆け引きを軽視した戦略が可能となり、対戦のバランスを著しく損なったためである。このカードの存在により、黄色デッキの勝率が大幅に上昇し、ゲーム環境における不公平感が増したことも禁止の理由の一つである。
大噴火(ST06-015)

大噴火
【メイン】カード1枚を引く。その後、相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-2。
【トリガー】相手は自身の手札1枚を選び、捨てる。
2024年4月1日から施行される禁止カード。このカードは、手札消費なしに相手キャラのコストを下げることが可能であり、序盤から終盤にかけて一貫して強力な働きを見せた。結果として、黒色デッキの使用率および勝率が著しく上昇し、その中でも本カードの影響力が特に大きかったため、禁止措置が取られた。
サカズキ(OP05-041)

サカズキ
【起動メイン】【ターン1回】自分の手札1枚を捨てることができる:カード1枚を引く。
【アタック時】相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-1。
2024年4月1日から施行される禁止カード。手札消費なしでカードを引く効果を持ち、高い安定性を誇ったことが禁止の決め手となった。特に、黒と青の組み合わせにより、黒の「コストを下げる効果」と青の「デッキ下にキャラを送る効果」が強力に作用し、一方的なゲーム展開を生むデッキが形成されたためである。他のリーダーを圧倒するほどの強さを持ち、環境に大きな偏りを生じさせたことが禁止の要因となった。
カバジ(OP02-052)

カバジ
【登場時】自分の「モージ」がいる場合、カード2枚を引き、自分の手札1枚を捨てる。
2023年4月1日から施行される禁止カード。「ナミ(OP03-040)」との組み合わせによって、攻防の駆け引きを無視した特殊勝利が促進されたことが主な理由である。さらに、「超過鞭糸(OP01-086)」や「ゼフ(OP03-047)」と組み合わせることで、デッキの枚数を効率的に減らす戦略が成立し、対戦の公平性を損なう結果となった。
モビー・ディック号(OP02-024)

モビー・ディック号
【自分のターン中】自分のライフが1枚以下の場合、自分の「エドワード・ニューゲート」と『白ひげ海賊団』を含む特徴を持つキャラすべてを、パワー+2000。
【トリガー】このカードを登場させる。
2023年4月1日から施行される禁止カード。「エドワード・ニューゲート(OP02-001)」との組み合わせにより、「自分のライフが1枚以下」という条件を容易に満たし、デメリットをほぼ無視できたためである。加えて、ステージカードであるがゆえに対処が困難であり、一度条件を満たせばゲームの決着が著しく早まる状況を生んだ。また、「イゾウ(OP03-003)」の追加により、高確率でこの状況を再現できることも問題視された。
制限カード一覧
現時点で公表されている制限カードはありません。今後制限カードが発表され次第、情報を更新します。
まとめ
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